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飲食店の受発注システム導入[3システム紹介]

  • 2021年11月26日
  • 2021年11月26日
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今回のテーマは「飲食店の受発注システム導入」について。

以前、「飲食店のIT化とは【初級編】」でも少し紹介したITを活用した業務の効率UPにおすすめシステムの一つです。

電話やFAXでの受発注業務をパソコン、タブレット、スマホに変えていきませんか?

多店舗展開されている企業ではすでに導入されている店舗が多いことでしょう。

また、個人店など小規模店舗のオーナー様の中にはあえて受発注システムに費用をかけることに疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

今回はそんな個人店オーナー様から既に導入済みだけどうまく効率UPに活用し切れていない担当者様向けと

これから導入を検討されている、興味があるという方向けに紹介していきます。

受発注システムは様々あります、今回はその中から3つをご紹介。

そして、その中でも利用者が多く飲食事業におすすめするシステム「BtoBプラットフォーム」をより詳しく紹介していきます。

そもそも受発注システムとはなにか?

ここから説明していきましょう。

読んでいただいている多くは飲食業界の方だと思いますので、

ここでは飲食業界の場合を例に紹介していきます。

受発注システムとは、BtoB(企業間取引)の受発注業務をシステムを用いて効率化をおこなうことが出来るシステムです。


※補足

BtoBとは?「企業が企業にモノを売る」ことです。

ちなみに

BtoCは「企業が個人にモノを売る」こと

CtoCは「個人が個人にモノを売る」こと

最近よく耳にするワードですので、飲食従事者の方も覚えておくとよいかもしれません。


過去のテーマ「飲食店のIT化とは【初級編】」こちらでも話しましたが

アナログな発注(電話、FAX、担当配送スタッフへの口答)をされている飲食店はまだ多いのではないでしょうか?

受発注システムではアナログで行っていた食材や消耗品の発注業務をWeb上でおこなうことができます。

発注だけでなく伝票管理、請求書のやりとり、棚卸など

その他にも各企業のシステムによってはメニュー作成ツール、業者や商品の検索、商談など様々なサービスが展開されています。

また、発注者側だけでなく受注側の食品卸などの企業も同じシステムを利用することで、双方で同じ情報を共有でき、納品書や請求書もシステム上でやり取りが可能になります。

各取引業者によって異なるアナログな発注方法、書式をシステムで管理することで業務の効率化に繋げることができます。

利用する店舗の規模、取引業者・取引商品の数によっても異なりますが

発注側も、受注側も双方に取って使いやすいサービスを選び、うまく利用することでどちらにも大きなメリットが見込まれます。

発注側(飲食店)にとってのメリット

・仕入金額、内容がリアルタイムで確認

システム上で管理されているため、商品の金額や内容、規格などをリアルタイムで確認することができます。

青果、生鮮食材などのように時価のものでも月単位などの価格取引の交渉をすることにより商品の仕入コスト管理がおこない易くすることも可能です。

・多店舗管理もシステムで一括管理

複数店舗を展開している飲食店の場合、各店舗の発注・納品状況や仕入金額など取引状況がシステム上で一括管理できます。

そのほかにも在庫(棚卸)管理、メニュー管理も追加することが可能です。

どの店舗から、どの担当者が、何をどれだけ発注したか確認できるので、発注の重複や過剰発注の防止にも効果的です。

納品日もカレンダーから選べ、店舗の発注状況もシステム上のカレンダーで閲覧できるのでスタッフ間での発注状況共有がおこないやすくなります。

受発注システムの運営を行っている企業は多数あり、飲食業だけでなく様々な業種で利用されています。

事業形態によって必要な機能や仕様も異なってきますが今回はまず飲食業界での利用も多い3つのシステムを紹介していきます。

BtoBプラットフォーム 受発注 (株式会社インフォマート)

BtoBプラットフォーム

株式会社インフォマートの製品

BtoBプラットフォーム

受発注・請求書業務を最適化

BtoBプラットフォーム 受発注

企業規模を問わず43,297社が利用する受発注システム

https://www.infomart.co.jp/products/

株式会社インフォマートが運営する「BtoBプラットフォーム」は飲食業界の中ではとてもメジャーなシステムです。

読んでいただいている方のなかでまだ導入していない店舗の方でも聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

こちらのシステムについては後程詳細についても紹介していきます。

続いて

MOS (株式会社アクロスリューションズ)

MOS

株式会社アクロスソリューションズの製品

MOS5

スマホ、iPad、タブレットPCでの受注・発注に対応したWeb受発注システム

MOS5

圧倒的な「発注者」視点。

発注しやすく、より簡単に。

一度使えばFAXに戻れなくなる。

https://www.mosjapan.jp/

株式会社アクロスソリューションズが運営する「MOS5」はスマホやタブレットでの使いやすさをより追求した設計がされており、システム利用に抵抗のある現場スタッフにもシンプルなデザインから手軽に利用を促せ導入のハードルも下げることが可能です。

今回紹介する3システムの中では特に画面レイアウトがシンプルで、機能も必要最小限の構成で初心者でも使いやすいシステムです。

必要最小限の基本パッケージではあるものの、必要に応じて各種オプションも追加可能で業種、店舗の必要に応じてカスタマイズできる点も魅力です。

CO-NECT (CO-NECT株式会社(旧 株式会社ハイドアウトクラブ))

CO-NECT

CO-NECT株式会社の製品

CO-NECT

FAXや電話にさようなら

スマホやPCでかんたん・確実に受発注

CO-NECT

https://biz.conct.jp/

CO-NECT株式会社が運営する「CO-NECT」は発注先がCO-NECTを導入していなくても利用可能。

CO-NECTが発注内容のデータをFAX・メールに変換して発注書を自動送信してくれます。

またLINEにCO-NECTを連携することで、LINE内で商品発注と通知の受け取りが可能になるのも特徴です。


以上が3社のシステム機能の簡単な説明です。

取引実績のデータ化、一元管理で業務の効率化を目的としたシステムであることは共通です。

3社ともに飲食店において必要な機能は備わっており、またそれぞれのシステムによってプランや、追加機能の種類、拡張性は様々です。

運営する店舗の規模や取引業者の件数、取引金額、店舗数、利用するスタッフの人数や組織構成などによって

必要な機能やプランは異なることでしょう。

お試し利用も可能なシステムが多いですので、気軽に資料請求、問い合わせをして

店舗にあったシステムを選ぶことが業務効率UPの近道です。

次回、飲食店受発注業務のIT化「BtoBプラットフォーム」とは?では

紹介した3社の中から、飲食業界での利用が最も多くメジャーなシステム

株式会社インフォマートが運営する「BtoBプラットフォーム」についてより詳しく紹介していきます。


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予告

次回は店舗のメニュー管理に利用できるシステムもご紹介。

実際の現場での利用方法、メリットやデメリットについても紹介していきます。

システム利用が効率化につながると分かっていても、店舗スタッフへ使い方や必要性を教えるのに時間がかかると懸念されるオーナー様や担当者様の声も多く聞いてきました。

次回はその課題点についの提案例も紹介していきます。

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